失敗しない注文住宅の建て方を解説

注文住宅は間取りや設備が自由に決められるからこそ、理想のマイホームの実現がしやすいです。ですが、建てる前に色々と調べておかないと、完成後に後悔することになりかねません。そこで、今回は注文住宅でよくある失敗例と失敗しないコツを紹介します。注文住宅に必要な知識を持って、理想の家づくりに近づけるよう少しでも記事が参考になれば幸いです。

 

1.注文住宅でよくある失敗例

よくある失敗としては主に3つの項目に分かれます。それぞれ見ていきましょう。

 

1-1予算について

注文住宅は自由度が高い分、計画するときは予算オーバーになってしまうことがあります。注文住宅は建築費以外にも土地代や付帯工事費用、住宅ローンの諸費用、土地代、土地が軟弱だった場合は地盤改良費など思った以上に費用が発生します。坪単価だけを参考にして予算を組むとあとで支払いが苦しくなるので注意しましょう。

 

1-2土地決めについて

「近隣のアクセスが良くて選んだけど、日当たりが悪い場所だった」、「安い土地と思ったら諸費用がかかった」など一見良さそうな土地でも後で失敗することも多くあります。

また、土地の価格が相場より安くて購入したのに、実は諸費用がたくさん掛かって後悔したという方もいます。土地探しは素人で判断するのは難しいため、設計士と一緒に見に行ったほうが良いでしょう。

 

1-3間取りについて

おしゃれな家にしたいとデザインばかり気にしていると、実際住んだ時に、洗濯機から干す場所が遠いなど使いにくいこともあります。また、収納に関しても多くても少なくても後悔する人も多いです。

収納を考える際は収納の高さや幅、奥行き、将来的な変化など意識して設計しましょう。

 

2.注文住宅で失敗したいためのコツ

 

2-1.自分にあったパートーナー会社を選ぶ

建築会社には工務店、ハウスメーカー、建築設計事務所など様々で、力を入れている部分も会社によって違います。ご自身の理想の家に近い会社へ相談しましょう。実際建てた家の見学会なども定期的に開催されていますので、積極的に参加してみてイメージしてみると良いです。

 

2-2.将来を見据えた間取りにする

今の状況に合わせて間取りを設計すると、家族が増えた場合や、介護、自分たちの老後によって当然ライフスタイルも変わってきます。歳をとると2階への階段がきつい、ということもありますので、主寝室は1階にするなど、将来的な変化も踏まえた上で検討しましょう。また、その時によって流行りの間取りがありますが、必ずしも快適な暮らしになるとは限りません。どんな間取りにもメリット・デメリットがありますので、理想の暮らしに合うか、十分に考慮することが大切です。

 

2-3.余裕を持った資金計画にする

住宅ローンについてもご自身が借りられる金額が返せる金額とは限りません。住宅ローンの返済は生活費が圧迫しないように余裕を持った資金計画を建てることをおすすめします。注文住宅を契約する前に一度確認しましょう。

 

3.まとめ

以上、失敗しない注文住宅の建て方をご紹介しました。予算、土地、間取りに関してある失敗談などをあらかじめ把握し、設計をする際は十分に考慮しましょう。実際に住むイメージすることや、依頼したい会社が建築した家の見学会などに参加するのも一つの手です。理想の家づくりのヒントになれば幸いです。